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電機・半導体・電子部品の職種

プロセスエンジニア(半導体製造技術)

半導体工場で、ウエハーの上に回路をつくる何百もの工程の条件を決め、改善する仕事です。良品の割合(歩留まり)を上げることが最大の使命です。

どんな仕事?

半導体工場の中は、空気中のちりを極限まで減らしたクリーンルームになっていて、働く人は全身を覆う防塵服を着て作業します。プロセスエンジニアは、成膜(薄い膜をつける)、リソグラフィ(光で回路の模様を焼きつける)、エッチング(不要な部分を削る)、洗浄、イオン注入などの工程の担当に分かれ、それぞれの装置の条件を管理します。たとえば、新しい製品を量産するときには、どの温度で、何秒、どのガスを流せば、狙いどおりの厚さと形になるかを、実験とデータ分析でつきとめます。量産が始まってからは、毎日の検査データを見て、不良品が増えていないか、装置の状態が変わっていないかをチェックし、問題があればすぐ原因を探します。半導体は一枚のウエハーから何百個ものチップがとれるため、歩留まりが1%上がるだけで大きな利益の差になります。製造装置メーカーや材料メーカーの技術者と一緒に問題を解決することも多い仕事です。

具体的にやること

  • 工程の条件の設定と最適化
  • 検査データの統計分析
  • 不良の原因の調査と対策
  • 新製品の量産立ち上げ
  • 製造装置メーカーとの打ち合わせ
  • 新しい材料や装置の評価
  • 作業手順書の作成

必要な力・知識

物理・化学・材料・電気の知識統計とデータ分析の力論理的に原因を追う力チームで協力する力クリーンルームでの規律

この職種のキャリア

入社後は工場に配属され、1〜3年目は一つの工程を担当して、装置と条件管理の基本を身につけます。4〜8年目で新製品の立ち上げや、歩留まり改善のプロジェクトを任されます。その後は工程全体を見るインテグレーションエンジニア、製造部門の管理職、開発部門への異動などに進みます。

年収の目安

大手半導体メーカーでは、30代で700万〜950万円程度が目安です。工場の交替勤務の手当がつく職場もあります。

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