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電機・半導体・電子部品の職種

装置開発・機械設計(半導体製造装置)

半導体をつくるための巨大な装置を設計・開発する仕事です。機械、電気、ソフトウェア、化学など、多くの技術が組み合わさっています。

どんな仕事?

半導体製造装置メーカーの開発者は、世界最先端の半導体工場で使われる装置をつくります。装置の中では、ウエハーを運ぶロボットが動き、真空の部屋の中でガスやプラズマを使って原子の層を積み重ねたり削ったりしています。機械設計者は、ウエハーを正確に運ぶ機構や、真空の部屋、配管を設計します。電気設計者は、装置を動かす電源や制御基板を、ソフトウェア技術者は、装置全体を動かすプログラムや、データを集めて分析する機能をつくります。プロセスの技術者は、装置を使ってウエハーを実際に処理し、半導体メーカーが求める性能が出るかを確かめます。半導体は数年ごとに回路がより細かくなるため、装置もそれに合わせて進化させ続ける必要があります。お客さんである世界の半導体メーカーと一緒に、次の世代の装置を開発することもあります。

具体的にやること

  • 装置の機構や部品の設計
  • 電気回路や制御の設計
  • 装置のソフトウェア開発
  • 試作機の組み立てと評価
  • ウエハーを使った性能試験
  • 顧客の要望の取り込み
  • コストや信頼性の改善

必要な力・知識

機械工学・電気電子工学・情報工学などの専門知識真空・プラズマ・熱などの物理の知識複数の技術をまとめる力英語(海外の顧客とのやりとり)新しい技術への好奇心

この職種のキャリア

1〜3年目は装置の一部の設計や評価を担当し、装置全体の仕組みを学びます。4〜8年目で新機種のサブシステムの責任者になり、海外の顧客との技術打ち合わせにも出ます。その後は新機種開発のプロジェクトリーダー、開発部門の管理職などへ進みます。

年収の目安

装置メーカーの大手は業界でも年収が高く、東京エレクトロンの単体平均は1,380万円(2026年3月期)です。業績連動の賞与が大きく、好況期と不況期で年収が変わることがあります。

電機・半導体・電子部品のほかの職種

回路設計・LSI設計 ›半導体チップの中の電子回路や、電子機器の基板の回路を設計する仕事です。スマホや車、家電の「頭脳」と「神経」をつくります。プロセスエンジニア(半導体製造技術) ›半導体工場で、ウエハーの上に回路をつくる何百もの工程の条件を決め、改善する仕事です。良品の割合(歩留まり)を上げることが最大の使命です。フィールドエンジニア(据え付け・保守) ›お客さんの工場に出向き、半導体製造装置や電機製品の据え付け、立ち上げ、点検、修理を行う仕事です。お客さんの生産を止めないための最前線の技術者です。電子部品の開発・製品技術 ›コンデンサ、インダクタ、センサー、コネクタ、フィルターなど、スマホや車の中にある小さな電子部品を開発し、量産できるようにする仕事です。システムエンジニア・社会インフラの技術者(総合電機) ›発電所、送電網、鉄道、エレベーター、工場の制御システム、官公庁や銀行の情報システムなど、社会を支える大きなシステムを設計・構築する仕事です。総合電機メーカーの中心的な仕事の一つです。技術営業・営業(BtoB) ›自社の半導体や電子部品、装置、システムを、ほかのメーカーや企業、官公庁に売る仕事です。技術を理解して提案する必要があるため、理系出身の営業も多い業界です。
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