ミライ図鑑ログイン
総合商社の職種

営業(トレーディング)

鉄鉱石、LNG、穀物、化学品などを、海外の生産者から買って日本や世界の企業に売る仕事です。価格、量、納期、船の手配、代金の受け取りまでを一つひとつ決めていきます。

どんな仕事?

海外の生産者から商品を買い、国内外の会社に売る取引を一つひとつまとめます。たとえば、オーストラリアの鉱山会社から鉄鉱石を買い、日本の製鉄所に届ける取引です。価格、量、届ける日、船の手配、保険、代金の受け取り方法を、売り手と買い手の両方と交渉して決めます。契約が決まったら、船会社や保険会社、銀行とも連絡を取り、書類をそろえます。相場や為替が動くので、いつ買っていつ売るかの判断も重要です。トラブルで船が遅れたときには、代わりの手段を探して取引先の工場が止まらないようにします。

具体的にやること

  • 売り手・買い手との価格交渉
  • 契約書の作成とチェック
  • 船や倉庫の手配
  • 為替や相場の確認
  • 代金の請求と回収
  • トラブル対応

必要な力・知識

英語での交渉力数字の感覚物流・貿易の知識人との信頼関係をつくる力

この職種のキャリア

1〜3年目は先輩の取引の書類や物流の手配を担当します。4〜7年目で自分の担当商品や取引先を持ち、30代では大口取引の責任者や海外駐在で現地の取引をまとめます。その後、事業投資やマネジメントに進む人が多いです。

年収の目安

会社全体の給与体系に沿って上がり、五大商社では30歳前後で年収1,000万円を超えるのが一般的と言われます。

総合商社のほかの職種

事業投資・事業経営 ›海外の鉱山、発電所、食品会社、小売チェーンなどに出資し、その会社の経営に関わる仕事です。投資するかどうかを分析して決めるところから、買ったあとに会社の価値を上げるところまでを担当します。事業開発(新規ビジネス) ›まだ世の中にない事業や、商社がまだ手をつけていない分野で、新しいビジネスを立ち上げる仕事です。再生可能エネルギー、水素、デジタル、ヘルスケアなどが代表的な分野です。コーポレート(経理・財務・法務・人事など) ›会社全体を支える部門です。何千社もの子会社や関連会社のお金の流れを管理する経理・財務、契約や紛争を扱う法務、社員の配属や育成を担う人事などがあります。リスク管理・審査 ›取引先がお金を払えなくなるリスク、国の政治が不安定になるリスク、資源価格が暴落するリスクなどを見張る仕事です。大きな投資や取引には、この部門のチェックが必ず入ります。海外駐在員 ›ニューヨーク、ロンドン、シンガポール、ドバイ、ジャカルタ、サンパウロなど、世界中の拠点や出資先に赴任して働きます。総合職の多くが、キャリアのどこかで一度は海外駐在を経験します。一般職・事務職 ›営業やコーポレート部門で、受発注の処理、書類作成、貿易実務、経費精算などを担当し、総合職の仕事を支える職種です。転勤や海外駐在が原則ない採用区分として設けている会社が多くあります。
← 総合商社にもどる