ミライ図鑑ログイン
総合商社の職種

事業投資・事業経営

海外の鉱山、発電所、食品会社、小売チェーンなどに出資し、その会社の経営に関わる仕事です。投資するかどうかを分析して決めるところから、買ったあとに会社の価値を上げるところまでを担当します。

どんな仕事?

出資するかどうかを決めるために、相手の会社の決算書や市場の将来性を分析し、会社の価値を計算します。たとえば、東南アジアのコンビニチェーンや、南米の銅山、アメリカの発電所などが対象になります。弁護士や会計士と一緒に、隠れた問題がないかを調べます(デューデリジェンス)。社内の投資委員会で説明して承認をもらい、相手と契約を結びます。買ったあとは役員を送り込み、売上を伸ばす計画やコスト削減を一緒に進めます。うまくいかない事業からは撤退を判断することもあります。

具体的にやること

必要な力・知識

会計・ファイナンスの知識エクセルでの財務モデル作成経営の視点英語での交渉力冷静な判断力

この職種のキャリア

若手のうちは分析や資料作りを担当し、30代で案件のリーダーになります。出資先に出向して役員やCFOを務め、40代以降は出資先の社長や本社の部長として投資全体を判断する立場になります。

年収の目安

所属する商社の給与水準に連動し、出資先の役員になっても商社の社員としての給与体系が続くのが一般的です。

総合商社のほかの職種

営業(トレーディング) ›鉄鉱石、LNG、穀物、化学品などを、海外の生産者から買って日本や世界の企業に売る仕事です。価格、量、納期、船の手配、代金の受け取りまでを一つひとつ決めていきます。事業開発(新規ビジネス) ›まだ世の中にない事業や、商社がまだ手をつけていない分野で、新しいビジネスを立ち上げる仕事です。再生可能エネルギー、水素、デジタル、ヘルスケアなどが代表的な分野です。コーポレート(経理・財務・法務・人事など) ›会社全体を支える部門です。何千社もの子会社や関連会社のお金の流れを管理する経理・財務、契約や紛争を扱う法務、社員の配属や育成を担う人事などがあります。リスク管理・審査 ›取引先がお金を払えなくなるリスク、国の政治が不安定になるリスク、資源価格が暴落するリスクなどを見張る仕事です。大きな投資や取引には、この部門のチェックが必ず入ります。海外駐在員 ›ニューヨーク、ロンドン、シンガポール、ドバイ、ジャカルタ、サンパウロなど、世界中の拠点や出資先に赴任して働きます。総合職の多くが、キャリアのどこかで一度は海外駐在を経験します。一般職・事務職 ›営業やコーポレート部門で、受発注の処理、書類作成、貿易実務、経費精算などを担当し、総合職の仕事を支える職種です。転勤や海外駐在が原則ない採用区分として設けている会社が多くあります。
← 総合商社にもどる