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IT・通信の職種

システムエンジニア(SE)

お客さんの業務を聞き取り、どんなシステムが必要かをまとめ(要件定義。たとえば、スーパーの本部に「どの店で何が売れたかを毎朝見たい」という要望を聞いて機能の一覧にすること)、システム全体の設計をする仕事です。SIerでは入社後の多くの人がまずSEとして配属されます。

どんな仕事?

システムエンジニア(SE)は、お客さんの仕事を便利にするシステムを考えて設計する仕事です。たとえば、コンビニのレジで商品を読み取ると在庫が自動で減って本部に発注が届く仕組み、銀行のATMでお金を引き出すと口座の残高が変わる仕組み、学校の出欠や成績をつけるアプリなどは、SEが設計したシステムです。まずお客さんの会社に行き、今どんな作業をしていて何に困っているかを聞き取ります。それをもとに必要な機能を一覧にまとめ(要件定義)、画面の形やデータの流れを設計書にします。プログラマーやテスト担当にその設計書を渡して開発を進め、完成したらお客さんと一緒に動作を確認します。

具体的にやること

  • お客さんへのヒアリング
  • 要件定義書の作成
  • 基本設計・詳細設計
  • 開発チームへの説明
  • テスト計画の作成
  • 進み具合の管理と報告
  • お客さんへの操作説明

必要な力・知識

論理的に考える力お客さんの業務を理解する力文章で分かりやすく説明する力プログラミングの基礎知識スケジュールの管理

この職種のキャリア

1〜3年目はテストやプログラミングを担当しながら、システムの仕組みを覚えます。4〜6年目で設計を任され、お客さんとの打ち合わせにも出るようになります。7〜10年目でチームリーダーになり、その後プロジェクトマネージャーやITコンサルタントへ進むのが代表的です。

年収の目安

大手SIerでは20代で450万〜600万円前後、30代で700万〜900万円前後が目安です。元請けの大手ほど高く、下請けの会社ほど低い傾向があります。

IT・通信のほかの職種

プログラマー・ソフトウェアエンジニア ›設計に沿ってプログラムを書き、テストして動くソフトウェアにする仕事です。Web系企業では企画から設計・開発・運用まで一人のエンジニアが幅広く担当することが多いです。インフラエンジニア・ネットワークエンジニア ›サーバー、ネットワーク、クラウドなど、システムが動くための土台(インフラ)を設計・構築・運用する仕事です。たとえば、人気ゲームの発売日に何百万人がアクセスしても止まらないように、サーバーを準備しておくのがインフラエンジニアです。通信キャリアでは携帯基地局や光ファイバー網の設計・保守を担う技術者が多く働きます。プロジェクトマネージャー(PM) ›システム開発プロジェクト全体の責任者として、予算・スケジュール・品質・メンバーを管理する仕事です。大規模なプロジェクトでは数百人が関わることもあります。Webディレクター・プロダクトマネージャー ›Webサービスやアプリで「何を作るか」(たとえば、フリマアプリに「写真から値段の目安を出す機能」を足すかどうか)を決め、デザイナーやエンジニアと一緒に形にする仕事です。利用者のデータを分析して、機能の改善を企画します。法人営業・アカウント営業 ›企業や自治体にシステムや通信サービスを提案して契約を取る仕事です(会社や役所を相手にする営業なので法人営業と呼びます)。たとえば、市役所に「住民票をスマホで申し込める仕組み」を、チェーンの飲食店に「スマホで注文できる仕組み」を提案します。SIerでは大型案件の受注、通信キャリアでは法人向けの回線・クラウド・IoTの提案などを担当します。カスタマーサクセス・インサイドセールス ›SaaS企業に特有の職種です。インサイドセールスは電話やオンラインで見込み客に提案し、カスタマーサクセスは契約後のお客さんがサービスを使いこなせるよう支援して解約を防ぎます。データサイエンティスト・セキュリティエンジニア ›データサイエンティストは大量のデータを統計や機械学習で分析し、ビジネスの判断に役立てる仕事です。たとえば、動画アプリの「あなたへのおすすめ」や、コンビニが明日売れるお弁当の数を予測する仕組みを作ります。セキュリティエンジニアはサイバー攻撃からシステムと情報を守る仕事です。
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