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経理の担当

日々の仕訳・記帳

会社で起きたお金の出来事を、簿記のルールで帳簿に記録する担当です。経理の仕事の土台で、ここが正確でないと決算書も正しく作れません。

どんな仕事?

日々の仕訳は、会社のお金の動きを一つ残らず記録する仕事です。たとえば、会社がボールペンを1,000円で買ったら「消耗品費 1,000円/現金 1,000円」のように、何に使ったか(勘定科目)と、どうやって払ったかを左右に分けて記録します。これを仕訳といい、簿記の基本です。社員が出張で使った電車代やホテル代の精算(経費精算)、取引先から届いた請求書の確認、銀行の通帳と帳簿の残高が合っているかの確認なども、日々の大切な仕事です。2023年10月からはインボイス制度が始まり、請求書に登録番号が書かれているかを確かめる作業が加わりました。また、2024年1月からは、メールなどで受け取った請求書や領収書を電子データのまま保存することが電子帳簿保存法で求められています。今は会計ソフトやクラウドの経費精算システムを使い、紙の領収書をスマホで撮影して入力することも増えています。

具体的にやること

  • 仕訳の入力と会計ソフトへの登録
  • 社員の経費精算のチェック
  • 請求書の内容確認と支払いの準備
  • 現金と預金の残高の確認
  • 領収書・請求書の保存(電子保存を含む)
  • インボイスの登録番号の確認
  • 取引先への請求書の発行

必要な力・知識

簿記の知識(日商簿記3級〜2級)数字のまちがいに気づく注意力会計ソフトとExcelの操作インボイス制度・電子帳簿保存法の知識わからない点を社内の人に確認する力

この担当のキャリア

1年目は経費精算のチェックや仕訳の入力など、決まった作業から始めます。2〜3年目になると、売上や支払いの担当として、取引先ごとの残高を管理し、毎月の締めの一部を任されます。日々の処理を正確にこなせるようになると、月次決算や年次決算へとステップアップします。

年収の目安

日々の記帳を担当する若手は、20代で350万〜450万円ほどが目安です。簿記2級を持ち、決算まで担当できるようになると、年収が上がりやすくなります。

経理のほかの担当

売掛金・買掛金の管理(債権債務) ›商品を売ったのにまだもらっていないお金(売掛金)と、買ったのにまだ払っていないお金(買掛金)を管理する担当です。お金がきちんと入ってきているか、払い忘れがないかを見張ります。月次決算 ›毎月の終わりに帳簿を締めて、その月の売上や利益を計算する担当です。経営陣は月次決算の数字を見て、次の作戦を考えます。年次決算・開示 ›1年間の成績をまとめて、決算書(貸借対照表や損益計算書など)を作る担当です。上場企業では、決算短信や有価証券報告書として投資家に公開します。税務 ›会社が払う法人税や消費税などを計算して、税務署に申告する担当です。税理士と協力しながら、ルールどおりに、払いすぎもしないように税金を計算します。管理会計・予算管理 ›会社の中の判断に使うための数字を作る担当です。部署ごと、商品ごとのもうけを計算し、来年の予算を立てて、計画どおりに進んでいるかを確認します。原価計算(メーカー) ›メーカーで、製品を1個作るのにいくらかかったかを計算する担当です。材料費、工場で働く人の人件費、機械の電気代などを製品ごとに割り振ります。連結決算 ›親会社と子会社をまとめて、グループ全体を一つの会社とみなした決算書を作る担当です。上場企業の多くでは連結決算が中心になります。固定資産・経理システム ›建物や機械、パソコンなど長く使う資産を管理する担当と、会計ソフトやシステムを整える担当です。経理の効率を上げる裏方として重要です。
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