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経理の担当

原価計算(メーカー)

メーカーで、製品を1個作るのにいくらかかったかを計算する担当です。材料費、工場で働く人の人件費、機械の電気代などを製品ごとに割り振ります。

どんな仕事?

原価計算は、ものづくりの会社にとってとても大切な仕事です。たとえば、自動車メーカーなら、1台の車を作るのに鉄やタイヤ、部品などの材料費、工場で組み立てる人の人件費、機械の電気代や修理代がかかります。経理はこれらを集計して、車1台あたりの原価を計算します。原価がわかると、いくらで売れば利益が出るかがわかり、値上げの判断や、コストを下げる工夫に使われます。原価計算の担当者は工場の近くの経理部門で働くことも多く、工場の製造部門や購買部門の人と一緒に、なぜ予定より原価が高くなったのかを調べます。月末には、工場にある材料や作りかけの製品(仕掛品)の数を数える棚卸しにも立ち会います。

具体的にやること

  • 製品ごとの原価の集計
  • 標準原価と実際の原価の差の分析
  • 棚卸しの立ち会いと在庫の評価
  • 工場の費用の割り振り
  • 製造部門・購買部門とのコスト削減の検討
  • 製品の価格設定のための資料作成

必要な力・知識

工業簿記・原価計算の知識工場のものづくりの流れの理解大量のデータを扱う力現場の人と話す力改善のアイデアを出す力

この担当のキャリア

メーカーの経理では、新人のうちに工場の経理に配属されて原価計算を経験する人も多くいます。工場の仕組みがわかると、本社の管理会計や予算管理の仕事に進むときに強みになります。海外工場の経理として駐在する道もあります。

年収の目安

メーカーの給与水準に沿い、20代で400万〜500万円、30代で500万〜700万円ほどが目安です。

経理のほかの担当

日々の仕訳・記帳 ›会社で起きたお金の出来事を、簿記のルールで帳簿に記録する担当です。経理の仕事の土台で、ここが正確でないと決算書も正しく作れません。売掛金・買掛金の管理(債権債務) ›商品を売ったのにまだもらっていないお金(売掛金)と、買ったのにまだ払っていないお金(買掛金)を管理する担当です。お金がきちんと入ってきているか、払い忘れがないかを見張ります。月次決算 ›毎月の終わりに帳簿を締めて、その月の売上や利益を計算する担当です。経営陣は月次決算の数字を見て、次の作戦を考えます。年次決算・開示 ›1年間の成績をまとめて、決算書(貸借対照表や損益計算書など)を作る担当です。上場企業では、決算短信や有価証券報告書として投資家に公開します。税務 ›会社が払う法人税や消費税などを計算して、税務署に申告する担当です。税理士と協力しながら、ルールどおりに、払いすぎもしないように税金を計算します。管理会計・予算管理 ›会社の中の判断に使うための数字を作る担当です。部署ごと、商品ごとのもうけを計算し、来年の予算を立てて、計画どおりに進んでいるかを確認します。連結決算 ›親会社と子会社をまとめて、グループ全体を一つの会社とみなした決算書を作る担当です。上場企業の多くでは連結決算が中心になります。固定資産・経理システム ›建物や機械、パソコンなど長く使う資産を管理する担当と、会計ソフトやシステムを整える担当です。経理の効率を上げる裏方として重要です。
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