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経理の担当

税務

会社が払う法人税や消費税などを計算して、税務署に申告する担当です。税理士と協力しながら、ルールどおりに、払いすぎもしないように税金を計算します。

どんな仕事?

会社には、もうけにかかる法人税や地方税、商品を売ったときに預かる消費税、建物や機械にかかる固定資産税など、いろいろな税金がかかります。税務担当は、決算の数字をもとに税金を計算して申告書を作り、期限までに税務署や都道府県、市町村に提出して納めます。たとえば、決算書の利益が1億円でも、税金の計算では認められない費用(交際費の一部など)があるので、税法のルールに合わせて調整して、本当の課税される所得を計算します。消費税では、インボイス制度にそって、仕入れのときに払った消費税を差し引けるかどうかを確認します。数年に一度、税務署の職員が会社に来て申告が正しいかを調べる税務調査があり、税務担当はその対応もします。海外に子会社がある会社では、国をまたぐ取引の税金(移転価格税制など)も扱います。

具体的にやること

必要な力・知識

法人税法・消費税法の知識決算書と税金の計算の関係の理解税理士や税務署とやりとりする力税制改正を追い続ける勉強習慣国際税務の知識(海外取引がある会社)

この担当のキャリア

税務は専門性が高く、決算を経験したあとに担当することが多い分野です。最初は税理士がつくった申告書のチェックや、消費税の集計から始めます。経験を積むと、税務の責任者として税務調査の対応や、新しい事業の税金の検討を任されます。働きながら税理士試験の科目に合格していく人もいます。

年収の目安

税務の担当者は専門性が評価されやすく、30代で500万〜700万円、税務の責任者や国際税務の経験者ではさらに高くなる傾向があります。

経理のほかの担当

日々の仕訳・記帳 ›会社で起きたお金の出来事を、簿記のルールで帳簿に記録する担当です。経理の仕事の土台で、ここが正確でないと決算書も正しく作れません。売掛金・買掛金の管理(債権債務) ›商品を売ったのにまだもらっていないお金(売掛金)と、買ったのにまだ払っていないお金(買掛金)を管理する担当です。お金がきちんと入ってきているか、払い忘れがないかを見張ります。月次決算 ›毎月の終わりに帳簿を締めて、その月の売上や利益を計算する担当です。経営陣は月次決算の数字を見て、次の作戦を考えます。年次決算・開示 ›1年間の成績をまとめて、決算書(貸借対照表や損益計算書など)を作る担当です。上場企業では、決算短信や有価証券報告書として投資家に公開します。管理会計・予算管理 ›会社の中の判断に使うための数字を作る担当です。部署ごと、商品ごとのもうけを計算し、来年の予算を立てて、計画どおりに進んでいるかを確認します。原価計算(メーカー) ›メーカーで、製品を1個作るのにいくらかかったかを計算する担当です。材料費、工場で働く人の人件費、機械の電気代などを製品ごとに割り振ります。連結決算 ›親会社と子会社をまとめて、グループ全体を一つの会社とみなした決算書を作る担当です。上場企業の多くでは連結決算が中心になります。固定資産・経理システム ›建物や機械、パソコンなど長く使う資産を管理する担当と、会計ソフトやシステムを整える担当です。経理の効率を上げる裏方として重要です。
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