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経理の担当

売掛金・買掛金の管理(債権債務)

商品を売ったのにまだもらっていないお金(売掛金)と、買ったのにまだ払っていないお金(買掛金)を管理する担当です。お金がきちんと入ってきているか、払い忘れがないかを見張ります。

どんな仕事?

会社どうしの取引では、商品を渡したその場でお金を払うことは少なく、「月末締め、翌月末払い」のように後からまとめて支払うのが一般的です。たとえば、お菓子メーカーがスーパーに商品を納めたら、代金は翌月に振り込まれます。この「まだもらっていない代金」が売掛金です。経理の担当者は、取引先ごとに売掛金の金額を管理し、約束の日に入金があったかを銀行の記録と照らし合わせます。入金がない場合は営業担当に連絡して、取引先に確認してもらいます。反対に、材料を仕入れた代金のうちまだ払っていない分が買掛金で、支払日までにまちがいなく振り込む準備をします。2026年1月からは下請法が改正された取適法が施行され、立場の弱い取引先への支払いで手形を使うことが禁止されるなど、支払いのルールも変わっています。

具体的にやること

  • 売上の計上と請求書の発行
  • 入金の確認と消し込み
  • 入金が遅れている取引先の確認
  • 買掛金の支払い予定表の作成
  • 振込データの作成と支払い
  • 取引先ごとの残高の確認
  • 支払いルール(取適法など)の確認

必要な力・知識

簿記の知識銀行の入出金データを読む力営業担当や取引先とやりとりする力支払期日を管理する正確さ取引のルールに関する法律の知識

この担当のキャリア

最初は入金の確認や支払いの準備など、決まった作業を担当します。慣れてくると、取引先ごとの条件や遅れの原因を調べて対応し、月次決算の数字を作る一員になります。数年経験すると、債権債務のチームのリーダーとして後輩をまとめます。

年収の目安

債権債務の担当者は、20代で350万〜450万円、リーダーになると500万円以上が目安です。

経理のほかの担当

日々の仕訳・記帳 ›会社で起きたお金の出来事を、簿記のルールで帳簿に記録する担当です。経理の仕事の土台で、ここが正確でないと決算書も正しく作れません。月次決算 ›毎月の終わりに帳簿を締めて、その月の売上や利益を計算する担当です。経営陣は月次決算の数字を見て、次の作戦を考えます。年次決算・開示 ›1年間の成績をまとめて、決算書(貸借対照表や損益計算書など)を作る担当です。上場企業では、決算短信や有価証券報告書として投資家に公開します。税務 ›会社が払う法人税や消費税などを計算して、税務署に申告する担当です。税理士と協力しながら、ルールどおりに、払いすぎもしないように税金を計算します。管理会計・予算管理 ›会社の中の判断に使うための数字を作る担当です。部署ごと、商品ごとのもうけを計算し、来年の予算を立てて、計画どおりに進んでいるかを確認します。原価計算(メーカー) ›メーカーで、製品を1個作るのにいくらかかったかを計算する担当です。材料費、工場で働く人の人件費、機械の電気代などを製品ごとに割り振ります。連結決算 ›親会社と子会社をまとめて、グループ全体を一つの会社とみなした決算書を作る担当です。上場企業の多くでは連結決算が中心になります。固定資産・経理システム ›建物や機械、パソコンなど長く使う資産を管理する担当と、会計ソフトやシステムを整える担当です。経理の効率を上げる裏方として重要です。
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