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経理の担当

月次決算

毎月の終わりに帳簿を締めて、その月の売上や利益を計算する担当です。経営陣は月次決算の数字を見て、次の作戦を考えます。

どんな仕事?

月次決算は、1か月ごとに会社の成績をまとめる仕事です。たとえば、テストのあとに点数を集計して「今月は国語が上がって数学が下がった」と振り返るように、経理は毎月「売上はいくら、費用はいくら、利益はいくら」を計算します。月が変わると、各部署から最後の請求書や経費の報告が集まり、経理はそれを全部帳簿に入れて、数字が正しいかをチェックします。電気代のように請求書が翌月に届く費用や、まだ使い切っていない費用を正しい月に振り分ける作業(決算整理)も行います。多くの会社では月が終わってから数営業日から10営業日ほどで数字を固め、経営会議に報告します。前の月や前の年の同じ月と比べて大きく違う数字があれば、その理由を部署に聞いて説明できるようにしておきます。

具体的にやること

  • 月末の締め作業と仕訳の確認
  • 費用の月ごとの振り分け(決算整理)
  • 売上と費用の前月・前年との比較
  • 試算表(月次の成績表)の作成
  • 経営会議への報告資料の作成
  • 数字の変動の理由の調査
  • 締めのスケジュール管理

必要な力・知識

簿記2級程度の決算の知識数字の変化の理由を考える分析力締め切りを守る段取り力Excelでの集計と資料作り各部署から情報を集める力

この担当のキャリア

入社2〜3年目ごろから月次決算の一部を担当し、5年目前後には月次決算全体をとりまとめるようになります。月次決算を任されると、会社の数字の全体像がわかるようになり、年次決算や管理会計の仕事に進むための土台になります。

年収の目安

月次決算を担当できる中堅の経理は、30歳前後で450万〜600万円ほどが目安です。

経理のほかの担当

日々の仕訳・記帳 ›会社で起きたお金の出来事を、簿記のルールで帳簿に記録する担当です。経理の仕事の土台で、ここが正確でないと決算書も正しく作れません。売掛金・買掛金の管理(債権債務) ›商品を売ったのにまだもらっていないお金(売掛金)と、買ったのにまだ払っていないお金(買掛金)を管理する担当です。お金がきちんと入ってきているか、払い忘れがないかを見張ります。年次決算・開示 ›1年間の成績をまとめて、決算書(貸借対照表や損益計算書など)を作る担当です。上場企業では、決算短信や有価証券報告書として投資家に公開します。税務 ›会社が払う法人税や消費税などを計算して、税務署に申告する担当です。税理士と協力しながら、ルールどおりに、払いすぎもしないように税金を計算します。管理会計・予算管理 ›会社の中の判断に使うための数字を作る担当です。部署ごと、商品ごとのもうけを計算し、来年の予算を立てて、計画どおりに進んでいるかを確認します。原価計算(メーカー) ›メーカーで、製品を1個作るのにいくらかかったかを計算する担当です。材料費、工場で働く人の人件費、機械の電気代などを製品ごとに割り振ります。連結決算 ›親会社と子会社をまとめて、グループ全体を一つの会社とみなした決算書を作る担当です。上場企業の多くでは連結決算が中心になります。固定資産・経理システム ›建物や機械、パソコンなど長く使う資産を管理する担当と、会計ソフトやシステムを整える担当です。経理の効率を上げる裏方として重要です。
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