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航空・旅行・ホテルの職種

パイロット(運航乗務員)

飛行機を操縦し、乗客と荷物を安全に目的地まで運ぶ仕事です。機長と副操縦士の2人で操縦するのが基本です。

どんな仕事?

パイロットは、出発の約1時間前に出社し、運航管理者(ディスパッチャー)が作った飛行計画を見ながら、天気、飛ぶ高さ、積む燃料の量、到着空港の状況を確認します。操縦席では、計器や操縦装置の点検を手順書(チェックリスト)に従って行い、管制官と無線で話しながら離陸します。上空では自動操縦を使う時間が長いですが、揺れを避けるために高さを変えたり、急病人が出たときに近くの空港に降りる判断をしたりと、決めることがたくさんあります。たとえば、台風が近づいたときに「この便は少し遅らせる」「別の空港に向かう」と決めるのも、機長と運航管理者の大切な仕事です。年に数回、シミュレーター(本物そっくりの訓練装置)で緊急時の訓練と審査を受け、合格し続けなければ飛べません。

具体的にやること

  • 飛行計画と天気の確認
  • 機体の外まわり点検
  • チェックリストに沿った計器の点検
  • 管制官との無線交信
  • 離陸・巡航・着陸の操縦
  • 異常時の判断と対応
  • 定期的なシミュレーター訓練と身体検査

必要な力・知識

空間を把握する力と冷静な判断力航空英語(無線は英語が基本)物理・気象の知識厳しい身体検査に合格し続ける健康機長と副操縦士で確認し合うコミュニケーション力

この職種のキャリア

自社養成の場合、入社後2年前後は地上で働いたあと訓練に入り、数年かけて事業用操縦士などの資格を取り、副操縦士になります。副操縦士として経験を積み、30代後半〜40代前半で機長に昇格するのが一般的な目安です。その後は教官や審査をするパイロット、運航部門の管理職を任される人もいます。

年収の目安

副操縦士で年収1,000万円前後、機長では1,500万〜2,000万円程度になると言われています。訓練中は一般の社員と同じくらいの給与です。会社や機種によって差があります。

航空・旅行・ホテルのほかの職種

客室乗務員(CA) ›飛行機の中で乗客の安全を守り、飲み物や食事のサービスを行う仕事です。いちばん大切な仕事は保安要員として、緊急時に乗客を素早く避難させることです。グランドスタッフ(空港旅客サービス) ›空港のカウンターで搭乗手続き(チェックイン)や手荷物の預かり、搭乗口での案内をする仕事です。飛行機が時間どおりに出発できるよう、地上で乗客を支えます。旅行会社の企画・仕入れ(パッケージツアー) ›行き先や日程を考えて、飛行機、ホテル、観光、食事をひとまとめにした旅行商品を作る仕事です。ホテルや航空会社と交渉して部屋や座席をまとめて確保します。旅行会社の法人・団体営業 ›学校の修学旅行、会社の社員旅行や出張、学会やイベントの参加者の移動と宿泊をまとめて引き受ける仕事です。旅行会社の売上を支える大きな柱です。ホテルのフロント・宿泊部門 ›ホテルの顔として、チェックイン・チェックアウト、予約の管理、問い合わせへの対応をする仕事です。客室を整えるハウスキーピングや、案内係のコンシェルジュも宿泊部門に入ります。レベニューマネジメント・マーケティング ›ホテルの部屋代や航空券の値段を、日ごと・便ごとに変えて売上を最大にする仕事です。データを使って「いつ、いくらで売るか」を決めます。整備士・運航管理などの技術職 ›飛行機を点検・修理する航空整備士、飛行計画を作る運航管理者(ディスパッチャー)、空港で荷物を積み込むグランドハンドリングなど、運航を支える技術職です。
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