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経理の担当

管理会計・予算管理

会社の中の判断に使うための数字を作る担当です。部署ごと、商品ごとのもうけを計算し、来年の予算を立てて、計画どおりに進んでいるかを確認します。

どんな仕事?

決算書は株主や税務署など会社の外の人に見せるための数字ですが、管理会計は社長や部長が判断するための数字です。たとえば、ハンバーガーのお店を何店舗も持つ会社なら、「どの店がもうかっていて、どの店が赤字か」「新しいメニューは材料費を引いていくら残るか」を計算します。毎年、各部署から来年の売上や費用の見込みを集めて予算を作り、毎月、実際の数字と予算を比べて「なぜ予算より売上が少ないのか」を分析します(予実管理)。新しい工場を建てるか、ある商品をやめるかといった判断のときにも、経理が計算した数字が使われます。会社によっては経営企画部やFP&Aと呼ばれるチームが担当することもあります。

具体的にやること

必要な力・知識

会計と原価計算の知識数字から課題を見つける分析力Excelでのシミュレーション力部署の責任者と話す力事業の仕組みを理解する力

この担当のキャリア

管理会計は、決算の経験がある人や、営業など事業部門を経験した人が担当することが多い分野です。最初は予実管理の資料作りから始め、やがて予算全体のとりまとめや、経営陣への提案を任されます。経営企画部や事業部の企画担当、CFOへの道にもつながる仕事です。

年収の目安

管理会計を担当する人は30代で500万〜750万円ほどが目安です。経営企画やFP&Aの責任者では1,000万円近くになる会社もあります。

経理のほかの担当

日々の仕訳・記帳 ›会社で起きたお金の出来事を、簿記のルールで帳簿に記録する担当です。経理の仕事の土台で、ここが正確でないと決算書も正しく作れません。売掛金・買掛金の管理(債権債務) ›商品を売ったのにまだもらっていないお金(売掛金)と、買ったのにまだ払っていないお金(買掛金)を管理する担当です。お金がきちんと入ってきているか、払い忘れがないかを見張ります。月次決算 ›毎月の終わりに帳簿を締めて、その月の売上や利益を計算する担当です。経営陣は月次決算の数字を見て、次の作戦を考えます。年次決算・開示 ›1年間の成績をまとめて、決算書(貸借対照表や損益計算書など)を作る担当です。上場企業では、決算短信や有価証券報告書として投資家に公開します。税務 ›会社が払う法人税や消費税などを計算して、税務署に申告する担当です。税理士と協力しながら、ルールどおりに、払いすぎもしないように税金を計算します。原価計算(メーカー) ›メーカーで、製品を1個作るのにいくらかかったかを計算する担当です。材料費、工場で働く人の人件費、機械の電気代などを製品ごとに割り振ります。連結決算 ›親会社と子会社をまとめて、グループ全体を一つの会社とみなした決算書を作る担当です。上場企業の多くでは連結決算が中心になります。固定資産・経理システム ›建物や機械、パソコンなど長く使う資産を管理する担当と、会計ソフトやシステムを整える担当です。経理の効率を上げる裏方として重要です。
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